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MP choice!第9弾

ママプレナーズにオススメする情報を配信する企画です◎

ママプレナーズにオススメする情報を配信する企画です◎

この企画の目的としては…

ママプレナーの方々が、何を目にし、何に触れ、何を学んできたか…その方法は分野も違ければ環境も違います。方法としても間違っている…あっている…というのは、人それぞれ違いますし、やってみなければ分からない。触れてみたら、学んでみたら合っていた、楽しい、楽になったという事もあります。

事業をされている先輩方や、これから起業をしたいと考えている方にとって、今より考えや視野が広がるような情報提供と、心や環境が豊かになる要素を盛り込んだ記事の配信が出来ればと思います。

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今回は、健康食「お味噌汁」について.

”発酵食品だからいい”という内容ではなく、もっと深いところをお伝えできたらと思います。

NEW

今までにお味噌の研究で発表されてきた効果

現在味噌は、栄養学と医学の面から様々な研究が進められ、その成果も次々と発表されています。「味噌は医者いらず」という言い伝えもありますよね。下記に、今までの研究されてきた研究元と研究された年を上げてみます!

●1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40%減少(厚生労働省研究班 2003年)

まずは、中年女性の死亡原因のトップである乳がんに関して…味噌汁と驚くべき関係が国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの研究から証明されています。1日3杯以上の味噌汁を飲む人は、味噌汁をほとんど飲まない人に比べてガンになりにくいということです。乳がんの発生に関しては、味噌汁以外の大豆製品でははっきりと効果はわかっていません。味噌汁では、発生率の低下が確認できたという発表のみされています。勿論、その他の大豆製品もカラダに良いのです。ですが、元は同じ大豆なのに「なぜ味噌汁以外では効果がないのか」という疑問が残ります。これは、おそらく味噌汁に含まれる具材の影響も少なからずあるのかもしれません。味噌汁の具材には、多くの緑黄色野菜が選ばれることが多く、それが体にいい影響を及ぼすと考えられています。実は味噌には、様々なガンの予防にも効果が認められています。

みその塩分は胃がんを促進しない(広島大学・渡邊敦光名誉教授 2006年)
●喫煙者が毎日みそ汁を飲むと死亡率は低下する(国立がんセンター・故平山雄博士 1981年)
●生活習慣病、脳卒中、痴呆症、心臓疾患などの発症を低下させる(大妻女子大学・青木宏教授 1994年)

●みそ汁のある食事パターンが骨粗鬆症に効果(㈶癌研究会付属病院・陳瑞東医長 1994年)
●糖尿病の改善が期待される、みその褐色色素(女子栄養大学・五明紀春教授 1999年)

●発酵によってみそに老化制御機能が生まれる(東京農業大学・小泉武夫教授 1995年)

●みそは熟成過程で抗酸化力を高める物質が生まれる(東京大学名誉教授・大妻女子大学・加藤博通教授  1994年)
●みそには血圧低下作用をもつ物質がある(食品総合研究所・河村幸雄室長 1993年)

●みそには美白効果がある(食品総合研究所・新本洋士主任研究官 1997年)

上記に上げた研究は、今も研究は進められており、カラダや心、自律神経のバランスを整えるなど良い意味でたくさんの結果・効能が発表されています。実際、私自身もお味噌汁を毎食摂り、特に夜食には、必ず味噌汁だけでも手作りして摂るようにしています。毎日なるべくお味噌汁・お味噌を使った料理を摂ることで、自身の持病「潰瘍性大腸炎」の難治者だった私が、自宅でのお薬投与を止めて、通院だけでも体調のキープできている要因かと思います。実際に、半年間忘れたことがなく症状寛解を維持していたにも関わらず…旅行をキッカケにお味噌汁1日1杯以上飲むことを怠ってしまっていました。するとすぐに、症状が悪化したとの覚えています。ハッキリとした結果を自分自身で実感してしまったので、味噌汁の効果の偉大さを思い知ることになりました。その日以来、お味噌汁・お味噌を使った料理、忙しいときなんかは…生キャベツにお味噌を付けて食前に摂るようにして、今も体調をキープすることが出来ています。お味噌には頭が上がらない状況です…(笑)

味噌汁と乳がんとの関係

「味噌汁の摂取が多いほど乳がんになりにくい」という調査結果が2003年に発表。発表したのは、厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター研究所・がん予防研究部長)。研究班では、4県14市町村に居住する40〜59歳の女性21,852人を対象に、みそ汁や豆腐・納豆などの大豆製品の摂取量と乳がんの発生率の関係を10年間にわたって追跡し、疫学的に調査を行いました。
その結果「みそ汁1日1杯以下」の人を1とすると、「1日2杯」の人の発生率は0.74、「1日3杯以上」の人の発生率は0.6の数値であることが分かりました。乳がんの発生率は「みそ汁1日1杯以下」の人よりも「1日2杯」の人で26%、「1日3杯以上」の人では40%も減少していることが判明しています。

消化吸収の良さ

主原料である大豆のたんぱく質は、普通の過熱調理では消化吸収が悪いという難点です。味噌として製造されると酵素によって加水分解され、約60%が水分に溶けて約30%がアミノ酸になります。また、炭水化物はブドウ糖になって消化吸収されやすくなります。つまり、大豆を味噌という形で摂取することは、たんぱく質をより消化しやすい状態で取り込めるということになります。したがって、大豆そのものを食べるよりも、味噌で食べるほうが栄養素は消化吸収しやすくなるわけです。

老化との関係

老化というのは、全身の組織、機能の衰えを指しますが、細胞も同じです。すなわち、生体内に過酸化脂質と呼ばれる物質が増えると、血管、体や脳細胞などの老化が促進されます。以下の研究者が「みそは老化を防止する」と発表しています。

●みその原料である「大豆成分」が脳卒中の発症を抑え、長寿に貢献する(京都大学・家森幸男教授  1994年)
●発酵によって、みそに老化制御機能が生まれる(東京農業大学・小泉武夫教授 1995年)
●みそは熟成過程で抗酸化力を高める物質が生まれる(東京大学名誉教授・大妻女子大学加藤博通教授 1994年)
●みその成分「DDMPサポニン」が老化の原因となる活性酸素を消去する(東北大学・故大久保一良教授 1999年)

味噌汁が血圧の上昇を抑える

味噌汁が糖尿病を予防し、その他の生活習慣病に対しても効果があると証明されています。生活習慣病の多くが高血圧やコレステロールの上昇によって引き起こされますが、この2つの原因を抑制する働きが味噌にはあるのです。味噌汁に含まれるレチノール酸や大豆レシチンには、血圧の上昇やコレステロールの上昇を抑制する働きがあることを述べています。このように様々な研究や実験で味噌汁に含まれる成分が、血圧やコレステロールの上昇を抑える効果があることが確認されています。

同じ食塩量でも、みその塩分は30%の減塩効果がある

なんとなく体にいいと思っていた人も、実は味噌にこんなに健康に良い効果があると知って驚いた方も少なくないと思います。今まであまり味噌汁を飲んでいなかった人も、これからは積極的に味噌汁を飲もうと心に決めたことでしょう。

そこで気になるのが、味噌汁に含まれる塩分です。味噌汁は塩分が多く、塩分の摂り過ぎは体に良くないと思われがちですが、専門家によると、1日3杯の味噌汁では塩分の摂り過ぎにはならないようです。味噌汁の塩分はそこまで気にすることはないようです。むしろ、日ごろ口にするスナック菓子などの方が、よっぽど塩分が多いように思います。結論としては、味噌汁は味噌だけでなく、出汁として使われる魚などの成分や、具材として入れる緑黄色野菜などの効果も大きいということです。


★研究論文を共立女子大学家政学部の上原誉士夫教授が2012年に発表しています。上原教授は、一言で塩分といっても、食塩そのものと、同量の食塩を含む「みそ」を摂取する場合とは、どのような違いがあるのかを実験しました。

<<実験内容>>
食塩を多く摂取したときに血圧が上昇する体質をもった食塩感受性ラットを、①水道水 ②0.9%の食塩水 ③1.3%の食塩水 ④10%の味噌水(1.3%の食塩水に相当)の4群に分けて飼育、観察しました。

<<結果>>
2週間ごとの血圧の変化では、③に比べて④のみそ水を摂取していたラットでは血圧の上昇が軽度でした。このことは、食塩水そのものよりも、みそに含まれる食塩のほうが血圧の上昇に影響しにくいことを示しています。また、みそ水には、食塩水よりも30%もの減塩効果があることがわかりました。

味噌水が血圧を抑制したことで、腎臓の悪化も軽減していました。さらに、味噌水を摂取したラットでは、心筋の繊維化が抑制されました。これは血圧の上昇による心不全の進行過程を阻止する可能性が考えられます。以上の結果から、同じ塩分量でも食塩水そのものよりも、味噌から摂取する塩分のほうが血圧の上昇を抑えられるとともに、味噌に含まれる成分によって腎臓や心臓などの臓器障害が軽減されることがわかってきました。


 

味噌汁は作り方も簡単ですし、わざわざ買わなければならないものもありません。普段家にあるものを使って短時間で作れますので、これほど簡単で効果の高いレシピは他にはないでしょう。

驚くべき味噌のパワー!

 不快な症状から重篤な病気にまで効果を発揮!

味噌は私たちにとって身近な食品すぎて、その効果について深く考えたことがなかったという人が大半だと思います。知れば知るほど奥が深く、健康に有効な成分がこれでもかというぐらい詰め込まれていることに驚かされます。一時期の発酵食品ブームで、発酵食品の効果についてなんとなくご存知の方も多いと思いますが、ブームが去った後でも引き続き摂取してほしいのが味噌です。味噌には美肌やアンチエイジングを叶えてくれる、イソフラボンやビタミンE、リノール酸が豊富に含まれています。また、がんを予防してくれる、トリプシンインヒビターやメラノイジン、生活習慣病を予防してくれる、レチノール酸や大豆レシチンなども味噌の成分です。気になる味噌の塩分に関しても、1日3杯程度の摂取では問題がないことが、専門家の研究により証明されています。味噌汁が他の大豆製品より優れているのは、味噌汁では魚で出汁をとったり、緑黄色野菜を具材として使うなど…栄養バランスが摂りやすいからかもしれませんね。

驚くべき味噌のパワー!

私のお勧めお味噌汁具BEST3

1位 大根×豆腐×えのき 2位 タマネギ×たまご 3位 キャベツ×人参

皆さんのお勧めのお味噌汁の具は、何でしょうか?具材たっぷりいれて栄養もたっぷり味噌汁!是非毎日作って健康と美を両方手にしちゃいましょう!!せっかく日本人として生まれ、味噌というスーパーフードが身近にあるのですから、様々な病気の予防に最適な味噌汁を飲まないのはもったいないですよ!!

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