「アイデアは形にすることが大切である」とパートナーから言われたことで、試作品を作りました。

＞どうしてその分野での事業を考えたのか？

－自分の経験やアイデアや人脈を活かし、「はじめての傘®」を開発しました。

＞なぜ今の場所を選ばれましたか？

－子育てと仕事の両立が出来る場所を考えていたからです。会議は極力スカイプを使用して、必要に応じて自宅近くのシェアオフィスの会議室やカフェを利用しています。都内で活動をする起業家仲間のシェアオフィスも使用させてもらっています。

パートナーがもともと開発の仕事に携わっていたので、一緒に考えながら進めていきました。但し、実際にやってみないと分からない事も多くあるので、パートナーに教わりながらも沢山の失敗をしながら体で覚えていきましたよ。

事業を始める前も、現在も沢山の不安や葛藤はあります。（笑）仕事についてはリスクを出来るだけ少なくすることが大切ですが、実際に経験してない事なので、計画通りに行くかはやってみないと分からないですからね。それと、仕事が増えれば、当然子どもの面倒や家事をする時間が減りますし…仕事と平行してやらなくてはいけないので、特に子どもについてはとても心配でした。家事と仕事の両立に対しては不安でしたね。

＞その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか？

－仕事についてはもうやるしかないと思いました。今のチャンスを活かすしかないと！下の息子は、小学校２年生なので、まだまだ甘えたい気持ちでいっぱいみたいですが…いつか大人になったら理解してくれると思っています。

＞その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか？

－特に影響を受けた著名な人物は居ません。強いて言うなら、ずいぶん前になりますが…祖母、父、母と立て続けに亡くなってしまった時期があって、人の命は限られているんだなぁって思いました。当たり前の事ですが、その時にこの先の人生についても考えて、出来る限りやってみようと思いました。

2013年ビックサイトで開催された「インターナショナルギフトショー」に個人事業主で出展し、新製品コンテストの準大賞に受賞しました。多くのバイヤーの方達から投票して頂き、受賞が出来た事にとても驚きました。その時は起業もしていませんし…誰にも招待状を出していなかったので、投票して頂いた方達には、とても感謝しています。

＞どのように契約（購買）に繋がったか？

－展示会の出展をきっかけに、300社の方達と名刺交換をして沢山の商談のお話しを頂きました。大手企業やインターネットショップを運営する企業約13社と契約をしました。

社会人としての基本や営業については独身時代に営業を10年間務めた会社で勉強しています。ただ、分野が違うと営業の方法や仕組みも違ってくるので、戸惑う事は沢山ありましたが、起業家の仲間や先輩達にアドバイスを頂いています。

子どもたちが応援してくれますね。例えば娘が買い物に行ってくれたり、お弁当を自分で作ったり、息子がティッシュペーパーを買ってきてくれたりした時は、嬉しかったですね。

５００万位です。

10年間大手電機メーカー　半導体事業部の営業に携わっていました。子育て中は、薬局の事務や現場マネージャー、保育園でおやつを作ったりしていました。

お仕事のある1日…

「一つの事だけしない」　「すぐに対処する」　「一緒に仕事が出来る、信頼出来る人を見つける」

自分が今まで進めていた事と平行して、新しい事業も始めています。これからは一緒に仕事を出来る仲間を増やしていくことが目標です。