「いい夫婦の日」といえば、11月22日。ただそれだけではなく、毎月22日を「夫婦の日」とする考え方があるのをご存知ですか? もともとは、毎日新聞社や味の素などが昭和62年(1987年)に制定したそうです。
日本では家事・育児に使っている時間に、夫婦間でとても大きな差があります。総務省統計局のデータ(平成23年)によれば、子どもがいる世帯の場合、共働きの家庭であっても、夫が家事についやす時間は、妻の8分の1程度。そのうえ、妻が仕事にかけている時間は、夫の半分程度にすぎません。
現在のパパ・ママ世代のなかでは、少しずつこうした意識が変わりつつあるようです。ただし、単純に「もっと夫に家事をしてほしい」「妻ももっと働いて」ということではありません。それぞれの夫婦・カップルによって、お互いが心地いい在り方はさまざまなはず。
どんな生き方、はたらき方が夫婦にとってベストなのか? 仕事に、育児にお互い忙しい毎日を送っているからこそ、月に1度は、パートナーとじっくり話をする時間をつくってみるのもいいかもしれませんね。
[参照元]総務省 統計局「なるほど統計学園」より
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d1122.htm
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