Q1: 事業を始めようと思ったきっかけは?
実は社会人一年目から、「いつか起業しよう!」と決意していました。27歳でウエディングの出版社に転職して、自分が当初からやりたかった仕事だったので仕事も楽しかったのですが、会社が倒産してしまいました。その後、ウエディングで働いていた頃のクライアントの方々から仕事を依頼されて、今でいうフリーランス的なことをしてきました。それがきっかけで自分自身が起業したかったことを思い出したことや、300万円も貯まっていたのもあり、法人化しました。
Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
それまでの勤務経験と人脈を活かす方向で事業を考えました。その他、税務関係などについては専門家の友人にも相談しました。
Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
「万が一失敗しても35歳までなら転職もできるだろう」というポジティブ×ポジティブな発想で、不安要素はあまり感じていませんでした。 30代前半、配偶者なし、子なし、両親も元気で働いている状況だったこともあり、こんな恵まれた状況は今しかないと思いました。このタイミングを逃したら、一生タイミングが訪れないかもと考え、起業しました。
Q4: 事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい
起業直前に働いていた会社が倒産したことで、本来は被害者であるクライアントさんから、多くのご配慮を頂きました。最初は、ほんの小さな広告のディレクションだったり小物撮影だったり、そんな細々した仕事を振っていただくことから始まりました。当時は個人事業主で、手取りの金額はとってもとっても小さかったけれど、自分一人でできた!みたいな満足感はとても大きかったことを覚えています。
Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
ずっといなかったので、孤独を感じていました。現在はコーチをつけたり、ママ起業家大学の学長さんや、同期や先輩方などに相談したり、チームの一員になって仕事を進められる事業を取り入れています。信頼できる方々が周りにいるので、とても心強いです。
Q6: 家族の協力は?
最初は家事も全面的に請け負っていた私が、子どもが増えるにつれそれも難しくなって…。三人目が産まれた時点で自分自身の手が回らなくなってきた頃から、夫が家事育児に当たり前に携わってくれるようになりました。
はじめの頃はお互いの意思疎通もうまくできず、スケジュール管理などで夫とよくケンカをしましたが、今では本当に心強いパートナーです。料理も家事もめちゃくちゃやってくれますし、出来ないことがないくらい色々とやってくれますね。私はあまり相談などをするタイプではないのですが、自分や家族の未来のビジョンを共有することが、お互いの絆を深めていったように思います。
Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?
当時会社を設立するのに必要だった300万円です。
Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
新卒で就職したときから起業するまでの間に何社かで広告、広報、プロモーションに携わる業務の企画・営業職を経験しました。
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
ある1日のスケジュール
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
家族との良質なコミュニケーション
まいっか精神
楽しむ力
Q11: これからの目標について教えてください
仕事もですが、子育て折り返しとなった今、子どもたちとの時間を向こう9年は全力で楽しもうと思っています。東京ではできなかったこと諦めていたことを、長野では全部実現したいです。そのためにも、東京の仕事と長野にいながらでもできる仕事とのバランスを上手に取れるよう、チャレンジしながら工夫していきたいです。
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
スマホバッテリーとお気に入りのリップクリーム
上岡さん、ありがとうございました!!!